一般用医薬品に使用される、第二世代の抗ヒスタミン薬です。スイッチOTC薬で、医療用では「ザジテン」として有名でしたが、一般用医薬品でも「ザジテン」ブランドが継承され、アレルギー性鼻炎の症状緩和に用いられています。

特徴としては、
①第一世代(クロルフェニラミンマレイン酸など)に比べ、眠気等の副作用が少ないとされる。
②作用時間が長く、内服では通常1日2回の服用で良い。

といった特徴があります。

一方で、眠気等の副作用については、個人差もありますが、クロルフェニラミンよりも眠気を訴えるケースも実際にはあります。また効果時間の長さが、眠気を増長する場合も考えられます。(私もそうでしたが、一部強烈な眠気を催す人がいて、点鼻でも眠気を感じるケースもまれにあります。また、脳内ヒスタミン受容体占有率(≒眠気の出やすさ)を調べたデータでも、ケトチフェンフマル酸は、他の薬剤に比べ占有率が高いようです。Yanai K et al:Pharmacol Ther 113(1):1-15,2007)

発売当初から、内服薬の他に、点眼薬、点鼻薬もラインナップされ、花粉症用として市販薬業界では注目されていました。しかし、アレグラFXやアレジオンの市販薬登場もあり、現在テレビCMでも見かけなくなってしまいました。


なお、内服薬は2011年より、リスク分類の見直しで、第1類→第2類に変更され、登録販売者でも販売可能になっています。
ただ、どうしても強い眠気を訴えるケースがあるので、個人的には推奨しづらい製品です。