チペピジンヒベンズ酸塩は非麻薬性の中枢性鎮咳成分です。 延髄にある咳中枢を抑制することで、咳の感受性を抑えて鎮咳成分としてはたらきます。 また、気道粘膜の線毛上皮運動のはたらきも亢進させて、痰もだしやすく作用もあるといわれています。

チペピジンヒベンズ酸塩医療用としては、「アスベリン」の販売名で知られ、日本では1959年から発売されいます。

古い薬ですが、特に安全性が重視される小児科領域では、今でも良く使用されており、去痰薬や抗ヒスタミン薬と混合し、咳・痰・鼻水等の感冒症状の緩和に用いられています。




一般用医薬品においては、鎮咳成分として含有する医薬品は、それ程多くありません。特にテレビCMを行っている大手の製薬メーカーの商品には、殆ど使用されていなようです。また小児向けの総合感冒薬に好んで使われるような傾向も特にありません。

登録販売者試験でも、出題頻度は高くないようです。