ジメモルファンリン酸塩は、中枢性非麻薬性の鎮咳成分。
延髄の咳中枢に作用して感受性閾値を高めて、その働きを抑制します。
医療用では、「アストミン」の販売名で知られており、1974年から販売されています。大人では通常30㎎~60mg/日で使用されています。

一般用医薬品では、第三類医薬品に分類されますが、使用されている製品は多くありません。

わかる範囲では、「新パブロンせき止め液」。他にブロムヘキシン塩酸塩、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、リゾチーム塩酸塩、無水カフェインといった有効成分を含んでいます。

シロップ液剤タイプの咳止めは、ジヒドロコデインリン酸塩を使った製品が多いですが、販売者側からのメリットとして、非麻薬性成分であり、販売・管理しやすい点が挙げられます。また便秘の副作用もほぼないとされています。一方、効果感はジヒドロコデインリン酸塩のタイプに比べ、物足りないかもしれません。