市販薬に今でも良く使用される去痰薬

ブロムヘキシン塩酸塩は、古くから用いられている去痰成分です。

その作用は、痰の粘度に関与する酸性糖蛋白を溶解・低分子化することにより痰の粘度を下げて、痰をすべりやすくします。また、気道の線毛運動を高める効果もあるとされます。
これらの作用によって、からんだ痰の切れを良くし、症状を和らげます。

CIMG3450医療用では、ビソルボンの販売名で知られています。
病院・医院では、感冒時に良く去痰薬が処方されますが、L-カルボシテインや、アンブロキソール塩酸塩が主流であり、ブロムヘキシンが処方されることは、あまり多くないかもしれません。
しかし、ビソルボンには内服薬以外にも、吸入液も準備されており、呼吸器系疾患の患者さんに用いられています。(ネブライザーで吸入し、直接気道に効果をもたらします)


一般用医薬品では、去痰成分として今でも良く使われています。かつて総合感冒薬のCMで「塩酸ブロムヘキシン配合!」と耳にして、成分名を憶えている方も多いでしょう。

代表製品としては、「ルルAゴールドDX」等のルルシリーズや、「パブロンSゴールド」等のパブロンシリーズの一部に含まれています。