サービス問題・頻出問題ばかり。10問正答も十分可能

【問31】 妊婦または妊娠していると思われる女性並びに母乳を与える女性(授乳婦)の医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a ビタミンB2 含有製剤は妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まる。

b 一般用医薬品において、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多い。

c 医薬品の種類によっては、授乳婦において使用した医薬品の成分の一部が乳汁中に移行することが知られている。

d 妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合もあることから、一般用医薬品の販売において専門家が情報提供や相談対応を行う際には十分に配慮する必要がある。

    a b c d
1 正 誤 誤 正
2 誤 誤 正 誤
3 誤 正 正 正
4 正 正 誤 誤

妊婦、授乳婦の医薬品の使用に関する問題。
決してやさしい分野ではないが、取組みやすい内容になっている。

a 誤り。頻出の内容。妊婦が注意しなければならないのはビタミンA
b 正しい。
c 正しい。
d 正しい。

正答・・・3

【問32】 医療機関で治療を受けている人が一般用医薬品を使用する場合に配慮しなければならないことに関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 疾患の種類や程度によっては、一般用医薬品の有効性や安全性に影響を与える要因となることがある。

b 一般用医薬品を使用することによってその症状が悪化したり、治療が妨げられることもある。

c 医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、その薬剤を処方した医師若しくは歯科医師または調剤を行った薬剤師に相談をするよう説明する必要がある。

    a b c
1 正 正 正
2 正 正 誤
3 誤 誤 誤
4 正 誤 正
5 誤 正 誤

医療機関で治療を受けている人への配慮に関する問題。
常識的に判断すれば良いだけ。

a 正しい。
b 正しい。
c 正しい。

正答・・・1

【問33】 プラセボ効果(偽薬効果)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 プラセボ効果は医薬品を使用したとき、結果的または偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをいう。

2 プラセボ効果は医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、 条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化(自然緩解など)等が関与して生じると考えられている。

3 医薬品を使用したときにもたらされる反応や変化は、薬理作用によるもののほか、プラセボ効果によるものも含まれている。

4 プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、不都合なもの(副作用)はない。

プラセボ効果については、毎年出題されると思ってよい。

1 正しい。
2 正しい。
3 正しい。
4 誤り。プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、望ましいもの(効果)と不都合なもの(副作用)とがある

正答・・・4

【問34】 一般用医薬品の定義に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

一般用医薬品は、医薬品医療機器等法第4条第5項第4号において「医薬品のうち、その効能及び効果において( a )作用が( b )ものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく( c )の選択により使用されることが目的とされているもの(要指導医薬品を除く。)」と定義されている。

a b c
1 人体に対する 著しくない 専門家
2 疾病に対する 著しい   専門家
3 人体に対する 著しくない 需要者
4 疾病に対する 著しくない 専門家
5 人体に対する 著しい   需要者

一般用医薬品の定義も度々出題されている。

a (人体に対する)
b 著しくない
c 需要者

正答・・・3

【問35】 一般用医薬品の役割に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 重度な疾病に伴う症状の改善
b 生活習慣病等の疾病の治療
c 生活の質(QOL)の改善・向上
d 健康の維持・増進

    a b c d
1 正 正 正 誤
2 正 正 誤 正
3 正 誤 正 正
4 誤 誤 正 正

一般用医薬品の役割に関する問題。
サービス問題である。aの判断だけで正答できてしまう。
「重度な疾病」で、おかしいとわかるでしょう。

正答・・・4

【問36】 一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 専門家は、単に専門用語を分かりやすい平易な表現で説明するだけでなく、説明した内容が購入者等にどう理解され、行動に反映されているか、などの実情を把握しながら情報提供を行う。

b 医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合は、コミュニケーションを図る必要はない。

c すぐに医薬品を使用する状況にない場合には、購入者等に対して、実際に使用する際に、 販売時になされた情報提供の内容を思い起こしながら、改めて添付文書等に目を通すよう促す必要はない。

    a b c
1 正 正 誤
2 誤 誤 誤
3 誤 正 正
4 正 誤 正
5 正 誤 誤

 一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する問題。
これもサービス問題。常識的に考えれば正答できる。

a 正しい。
b 誤り。
c 誤り。

正答・・・5

【問37】 クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)及びCJD訴訟に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a CJD訴訟は、脳外科手術等に用いられていたヒト乾燥硬膜を介して、CJDに罹患したことに対する損害賠償訴訟である。
b CJDは、ウイルスが脳の組織に感染することによって発症する重篤な神経難病である。
c CJD訴訟を契機に、(独)医薬品医療機器総合機構による医薬品副作用被害救済制度の創設がなされた。

   a b c
1 正 正 正
2 正 誤 誤
3 誤 正 誤
4 誤 誤 正

CJDに関する問題。

a 正しい。
b 誤り。よくひっかけとして問われる。CJDは、細菌でもウイルスでもないタンパク質の一種であるプリオンが原因
c 誤り。独立行政法人医薬品医療機器総合機構による生物由来製品による感染等被害救済制度の創設等がなされた。

正答・・・2

【問38】 サリドマイド及びサリドマイド訴訟に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a サリドマイド訴訟は、催眠鎮静剤等として販売されたサリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常(サリドマイド胎芽症) が発生したことに対する損害賠償訴訟である。

b サリドマイドは催眠鎮静成分として承認され、その鎮静作用を目的として、胃腸薬にも配合された。

c 日本では、サリドマイド製剤の催奇形性について海外から警告が発せられた後、直ちに出荷停止、回収措置がとられた。

d サリドマイドによる薬害事件は、世界的に問題となったため、世界保健機関(WHO)加盟国を中心に市販後の副作用情報の収集の重要性が改めて認識され、各国における副作用情報の収集体制の整備が図られることとなった。

    a b c d
1 正 誤 正 誤
2 正 正 誤 正
3 誤 誤 正 正
4 誤 正 正 誤
5 正 誤 誤 誤

サリドマイド訴訟に関する問題。

a 正しい。
b 正しい。
c 誤り。我が国では、同年12月に西ドイツ企業から勧告が届いており、かつ翌年になってからもその企業から警告が発せられていたにもかかわらず、出荷停止は1962年5月まで行われず、販売停止及び回収措置は同年9月であるなど、対応の遅さが問題視されていた。
d 正しい。

正答・・・2

【問39】 次のうち、亜急性脊髄視神経症(スモン)の原因と考えられるものはどれか。

1 ニコチン製剤
2 インターフェロン製剤
3 キノホルム製剤
4 プリオン
5 アスピリン

スモン訴訟に関する問題。
これは直ぐに解答できるように。キノホルム製剤は整腸剤として販売されていた。

正答・・・3

【問40】 HIV訴訟に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

HIV訴訟は、( a )患者が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が混入した原料( b ) から製造された( c )製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。

a b c
1 血友病     血漿   免疫グロブリン
2 鉄欠乏性貧血  赤血球  血液凝固因子
3 血友病     赤血球  血液凝固因子
4 鉄欠乏性貧血  赤血球  免疫グロブリン
5 血友病     血漿   血液凝固因子

HIV訴訟に関する問題。

これは憶えやすいでしょう。絶対落とせない問題。

a 血友病    
b 血漿  
c 血液凝固因子

正答・・・5