中医学における「熱証」(体の中に余分な熱がこもった状態)に対する漢方薬として知られています。

登録販売者試験では、喉の症状を緩和する漢方薬のジャンルでのみ登場しイメージしづらくなっていますが、体のほてりや、赤ら顔・皮膚の痒みなどに用いられるのが主です。

一般用医薬品としては目立たない存在ですが、医療用では、皮膚科から処方されることが比較的多いでしょう。

構成生薬は以下の通りです。

石膏(セッコウ)、知母(チモ)、甘草(カンゾウ)、粳米(コウベイ)、人参(ニンジン)

主薬の石膏は含水硫酸カルシウム鉱石であり、中医学では清熱薬に分類されます。他に石膏を含む漢方薬としては麻杏甘石湯があります。

石膏(含水硫酸カルシウム鉱石)



出題の手引きの記載内容は以下の通りです。
「体力中等度以上で、熱感と口渇が強いものの喉の渇きほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸虚弱で冷え症の人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。」

試験では、それ程出題頻度は高くありません。