栄養ドリンクや点眼薬の成分として登場。
疲労回復や栄養補給の働きが期待される。

アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、含硫アミノ酸の一種であり、ヒトの体でも生成される物質です。

ほとんどすべての組織に存在しますが、特に心筋や、骨格筋中などには多量に分布し、生体の機能維持に重要な役割をはたしていると考えられています。

医療用医薬品としては、肝機能の改善や、心機能の改善目的の効能・効果を持ちます。また、タウリンは筋肉に多く含まれていますが、こむら返りの方に応用されることもあります。しかし処方薬としては頻用されていませんので、見かける機会は少ないでしょう。

一般用医薬品では、その体内における重要な働きから、(少し効果が飛躍しすぎな面を感じますが)感冒時や体力消耗時等の疲労回復や栄養補給の目的に使用されています。

特に、滋養強壮保健薬(いわゆる栄養ドリンク)に含まれる成分として良く知られています。リポビタンDのCMで、「タウリン〇〇㎎配合!」というフレーズで憶えている方も多いはず。



他にも、点眼薬にも配合された製品が多く存在し、目の新陳代謝を高める働きがあるとされています。

いわゆる中国人の爆買い対象になっている「12の神薬」の一つである「サンテボーティエ」にも含まれています。
なお、食品の中では、特にイカ・タコに多く含まれています。疲れている時はイカを食べると良いと聞いたことがある方もいるでしょう。
 
出題の手引き(H27.4)における記載内容は以下のとおり

「筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質である。肝臓機能を改善する働きがあるとされ、滋養強壮保健薬等に配合されている場合がある。」

試験には、時折出題されています。

(参考資料)タウリン散98%「大正」 インタビューフォーム(大正製薬)