点眼・点鼻薬、痔の薬に用いられている。

テトラヒドロゾリン塩酸塩はアドレナリン作動性成分であり、その血管収縮作用から点眼薬、点鼻薬、外用痔疾患薬の成分として用いられています。

点眼薬としては、結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を軽減することを目的に用いられます。

点鼻薬としては、鼻粘膜を通っている血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的に用いられたりします。同効薬のナファゾリン塩酸塩同様に、使いすぎによる二次充血に注意する必要があります。

そして、外用痔疾患薬においては、血管収縮作用による止血効果を期待して用いられています。

特に、点眼薬での充血緩和成分として用いられており、含有する製品としては、バイシン(Visine)が有名です。
なお、点鼻薬同様に、長期間使いすぎると、かえって症状を悪化させる可能性もあるので注意が必要です。