ゴキブリ駆除剤の成分として使用される

メトキサジアゾンはオキサジアゾール系の殺虫成分であり、アセチルコリンエステラーゼの阻害によって殺虫作用を示します。ゴキブリや、ダニ、ノミ、ナンキンムシ等への殺虫効果が期待されます。

また、ピレスロイド系殺虫成分に抵抗性を示す害虫の駆除にも対応できるようにフェノトリンと一緒に使用されている製品が多いようです。

ゴキブリ駆除剤として有名な「バルサン」シリーズには、燻蒸タイプや水タイプ、霧タイプなど様々な製品があり、若干含有成分の違いがありますが、メトキサジアゾンはまず含まれています。

燻蒸タイプの使い方(バルサン、バルサンプロEX )


登録販売者試験の中で、殺虫剤の分野では出題されている方です。
出題の手引きの記載内容は以下のとおり(一部省略)

「メトキサジアゾンに代表されるオキサジアゾール系殺虫成分は・・有機リン系殺虫成分と同様にアセチルコリンエステラーゼの阻害によって殺虫作用を示すが、有機リン系殺虫成分と異なり、アセチルコリンエステラーゼとの結合は可逆的である。」

「ピレスロイド系殺虫成分に抵抗性を示す害虫の駆除に用いられる。」

「一般に有機リン系殺虫成分に比べて毒性は低いが、高濃度又は多量に曝露して呼吸困難等の症状が出た場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。」

殺虫剤の分野は、登場する成分が多くあります。
しかし直前期で時間がなければ、とりあえず、ジクロルボス(有機リン系・バポナ)、フェノトリン(ピレスロイド系殺虫成分・シラミ駆除)、ジクロルボス(有機リン系殺虫成分)、ディート(忌避成分)とメトキサジアゾン(オキサジアゾール系殺虫成分)だけは押さえておきましょう。