アラントインは組織修復成分・消炎成分に分類され「傷の治りを早くする」作用があるとされています。

傷を治す民間薬として使用されていたヒレハリソウという植物に含まれる成分として知られるようになりました。

一般用医薬品では、様々な分野の製品に配合されており、抗炎症作用、組織修復作用を期待して、歯槽膿漏薬、点眼薬、痔疾患用薬、外皮用薬などに配合されています。
その中でも「新ロート目薬」は、アラントインが主薬的に位置づけされた製品です。

他にも、手のぱっくり割れ向け製品である「ヒビケア」や、痔の薬「ボラギノール」等にも配合されています。
一方、現在医療用として販売されているかは不明です。



また、医薬品以外にも、化粧品の成分としても大変良く用いられています。(美肌効果がうたわれているようです。)


試験ではそれ程出題されている印象はありませんが、様々な分野に使用されているほか、胃粘膜保護・修復成分として胃腸薬に用いられるアルジオキサは、アラントインと水酸化アルミニウムの複合体であることも押さえておきましょう。
アルジオキサは胃内で分離し、アラントインは組織修復に、水酸化アルミニウムは制酸に働きます。

(参考資料)
・アルキサ軟膏2%(小林化工)インタビューフォーム