薏苡仁湯(ヨクイニントウ)・・関節痛・筋肉痛・神経痛

薏苡仁湯(ヨクイニントウ)は、関節痛・筋肉痛・神経痛に用いられる漢方薬です。
 
ヨクイニンと言えば、いぼ・肌荒れに用いられる「ヨクイニン」が市販薬としても有名です。
しかし、この「薏苡仁湯」に関しては、現在一般用医薬品として販売されているかは不明です。医療用医薬品としては数社より販売されていますが、防已黄耆湯に比べると存在感は低いでしょう。
  
構成生薬は以下の7種類。

薏苡仁(ヨクイニン)、麻黄、桂皮、蒼朮or白朮、当帰、芍薬、甘草

漢方薬名からわかる通り、ヨクイニンが主薬になります。

また、出題の手引きの記載内容は以下のとおりです。

「薏苡仁湯は体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛、神経痛に適すとに適すとされ、・・(途中省略)悪心・嘔吐、胃部不快感等の副作用が現れやすい等の理由で、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人には不向きとされる。」
  

 

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