当帰飲子は、特に皮膚がカサカサと乾燥した皮膚炎や湿疹に適するとされる漢方薬です。

構成生薬は以下の10種類です。

当帰、地黄、芍薬、川キュウ、シツリシ、防風、荊芥、何首烏、黄耆、甘草

中医学では、皮膚のカサカサは「血不足」による症状と捉えますが、漢方薬名のとおり、補血剤の代表である「当帰」が主薬になります。また、補血剤の代表方剤である四物湯を構成する4つの生薬(当帰・地黄・センキュウ・芍薬)が全て含まれています。これにより養血します。
他にも皮膚疾患(かゆみ)向けに良く使用される「荊芥・防風」のセットも含まれています。
 
 

出題の手引きの記載は以下のとおり

「体力中等度で冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされるが、胃腸が弱く下痢をしやすい人では、胃部不快感、腹痛等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。」

キーワードは「冷え症で、皮膚が乾燥するものの・・」になります。