柴胡加竜骨牡蠣湯は、精神不安や不眠症にもちられる漢方薬として知られています。



構成生薬は、小柴胡湯から甘草を除き、竜骨、牡蠣、茯苓、大黄を追加した11種類です。
この中でも特徴的な生薬である、竜骨(リュウコツ)、牡蠣(ボレイ)は、中薬学では「重鎮安神薬」に分類され、実証の心神不安に効果をもたらすとされています。(なお、植物系の酸棗仁(サンソウニン)等の「養心安神薬」に分類される生薬は、虚証の心神不安向けとされている)

竜骨(リュウコツ)は古代の大型哺乳動物の化石であり、ゾウ類やサイ類、ウマ類等の化石が用いられています(恐竜ではない)。実際に、煎じ用生薬メーカーより購入することが可能です。

また、牡蠣(ボレイ)は、その名のとおり、カキの貝殻が用いられます。

このような鉱石・貝類を含む漢方薬であることから、植物系の漢方薬に比べると、かなりエグい味がします。

なお、登録販売者試験では、小児の疳・夜泣きに用いられる漢方薬として登場しますが、多くのことは問われません。