デキストロメトルファン臭化水素酸塩は非麻薬性鎮咳成分で、延髄の咳嗽中枢に作用し咳反射を抑え、鎮咳作用を示す成分です。

メジコン錠15㎎

メジコン錠15㎎

医療用では、1950年代から発売されており「メジコン」の商品名で有名です。現在でも良く処方されており、麻薬性鎮咳剤(コデイン、ジヒドロコデインリン酸塩)より広く用いられているでしょう。
成人では、メジコン錠15㎎  6錠/分3 (1日90㎎を1日3回に分けて飲む)で処方されることが多いようです。

一方、OTC医薬品では、鎮咳成分としては麻薬性鎮咳成分のジヒドロコデインリン酸塩が、効果感も高い為か主流で、デキストロメトルファン臭化水素酸塩が配合された商品は、あまり多くありません。

代表商品としては「ルル咳止ミニカプセル」「宇津こどもせきどめ」等があります。
なお、成人でのデキストロメトルファン臭化水素酸塩 1日量は60mgと、医療用に比べ少な目になっています。

禁止事項(副作用)としては、運転操作(眠気)を避けること。
また、MAO阻害剤(パーキンソン病治療薬セレギリン塩酸塩(商品名エフピー等))との併用により、痙攣,反射亢進,異常高熱,昏睡等の症状があらわれたとの報告があり、併用禁忌の記載があります。