プランタゴ・オバタ種皮(便秘薬・膨張性瀉下成分)

食物繊維であり、習慣性はないとされる。

オオバコ科の植物であるプランタゴ・オバタ種皮は、大部分が食物繊維であり、便秘薬として使用されています。

その作用は、消化されずに腸に達して、腸内で水分を吸収して膨らみ,便の容積を増やして軟らかくするとともに、大腸の刺激に繋がり便通を促します。

一般用医薬品では、ゼリア新薬の「ウィズワン」シリーズに、センノシド等と一緒に配合されています。
他に、大正製薬の「コーラックファイバー」、エスエス製薬の「スルーラックデトファイバー」にも配合されています。ファイバー(繊維)の名称が使われていることから、プランタゴ・オバタ種皮を訴求ポイントの一つにした製品のようです。

なお、OTC便秘薬のシェアがどうなっているか詳細は知りませんが、ここ数年ウィズワン愛用者が増えているような印象があります。

また、プランタゴ・オバタ種皮は、粉末にしたものが「サイリウム」と呼ばれ、ダイエット系のサプリメントとしても知られているようです。

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