独学している受験生サポートの為、過去問と解説を順次掲載しています。
特に第3章「主な医薬品とその作用」は、具体的な商品も絡めて解説しています。

なお、問題文・正答、解説は、当時の公式な公開情報、「問題作成の手引き(厚生労働省・外部リンク)」に基づき引用・作成しています。その為、法令関係の問題は改正等で現在とは解釈が異なる場合があるのでご注意ください。

また、当サイトは無料情報サイトの為、有志のみで記事を作成しています。どうしても校正や内容チェックが不十分な場合がありますので、明らかに誤った内容や誤植、リンクミス等がありましたら、ご連絡頂けると幸いです。メールはこちらへ 
 
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令和5年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2023年9月10日(日)実施

例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
合格率は東京都44.0%、千葉県43.2%、神奈川県47.5%、埼玉県45.3%と、軒並み数%上昇しています。

講評(クリック)
難易度としては、前年よりも易しくなった印象で、これまでの過去問を踏襲した内容が多く、過去問を利用した学習が有効です。
なお、第3章については、生薬知識を問う問題は難易度は高くなりますが、全般的には標準レベルの問題が多く、生薬対策の学習をある程度割り切っても、7割以上の正答は十分狙えます。

また、第4章については最近の改訂点から、課徴金制度(問58)が出題され、対応は難しかったでしょう。他に出題傾向の変化として、頻出の「濫用等の恐れのある医薬品」は出題されませんでした。一方で広告に関する問題が増えて計3題出題されています。

第5章についても、取り組みやすい問題が大部分ですが、小児五疳薬(問106)の名称での出題は珍しく、対応しづらかったでしょう。他に出題傾向の特徴としては、「企業からの副作用等報告」が引き続き出題されていますが、「医薬品PLセンター」の出題がありませんでした。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和5年  愛知県(東海・北陸共通)2023年9月6日(水)実施

愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。
合格率は、愛知県47.5%、岐阜県45.1%、三重県43.2%、富山県41.6%、石川県43.5%と、前年より数ポイント上昇しています。
当ブロックで最も受験生が多い愛知県でみると、合格率が前々年から59.1%⇒43.5%⇒47・5%と推移しています。

講評(クリック)
難易度としては、前年と同レベル~若干易しくなった印象です。
特に第5章については、近年出題割合が高い「「してはいけないこと」「相談すること」に登場する具体的成分について問われる問題が、前年8問⇒3問に大きく減少しており、特に第3章が苦手な受験生には取り組みやすかったでしょう。
なお、全般的にみても、新傾向の出題も少なく標準的なレベルの問題と言えます。その為、初めて取り組む過去問演習としても推奨できます。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

令和5年 関西広域連合  2023年8月27日(日)実施

例年同様、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・徳島県での合同実施(関西広域連合)となりました。
合格率は前年よりもやや低下し、34.4%でした。(前年35.1%、前々年56.3%)
引き続き、全国的にも難易度の高い内容の出題となっています。

講評(クリック)
特に、第3章、4章では、新傾向の問題(会話形式)や、過去問対策だけでは対応が難しい問題が複数ありました。
令和4年度手引き改訂点からは、登録販売者の研修(問82)、専門医療機関連携連携薬局(問91)、課徴金制度(問96)等が出題されています。なお、問90(特定保健用食品の表示内容と保健機能成分の組合せ)は、難しい内容でしたが、今回は没問になっています。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問61-70 問71-80
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60
第4章 薬事関係法規・制度 問81-90 問91-100
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は関西広域連合ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和4年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2022年9月11日(日)実施

例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
合格率は東京都41.5%、千葉県39.8%、神奈川県44.6%、埼玉県40.1%と、前年とほぼ同等~数ポイント上昇しています。

講評(クリック)
平成30年~令和2年の3年間は、合格率が30%前後で全国的にも非常に難しい地域でしたが、令和3年、4年ともに合格率は、全国平均レベルに近づいています。要因としては、合否の分かれ目となる第3章において、引き続きマイナーな成分・知識からの出題が少なく、過去問対策で対応しやすい問題が多いことが挙げられます。

全章と通しても、過去問対策を行っていれば、対応できる問題が多くありますが、それでも「腸間膜静脈硬化症」や「企業からの副作用・感染症報告」といった、近年目立ち始めた問題や、第5章の「使用上の注意」の成分知識に関する問題も多く、幅広い学習も求められます。 

また、令和4年の手引きの改訂点はいくつか出題され、第1章では「PL法」「用量と作用強度の関係」「新生児の年齢区分」、第4章では「専門医療機関連携薬局」「お薬手帳の勧奨」「課徴金制度」などが出題されています。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和4年  愛知県(東海・北陸共通)2022年9月7日(水)実施

愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。
例年、標準~易しめの問題が多く、合格率の振れ幅も比較的小さいエリアですが、今回は例年に比べ大きく難化しました。
特に前年は易しかったこともあり、合格率は12~13ポイントも低下して、愛知県43.5%、岐阜県40.5%、静岡県46.1%、三重県44.8%、富山県40.8%、石川県40.5%でした。(但し、三重県のみ令和3年度は別試験だったため、前年比7.4ポイントの低下)

講評(クリック)
 要因としては、過去問対策だけでは対応しきれない成分や知識を問う問題が増加した影響が考えられます。また、サービス問題と言われるような易しい問題が少なく、全章を通じ、それなりの学習量が求められています。
 各章の特徴としては、第3章は難易度が上がり、特に生薬に関する知識が数多く問われており、基原や薬効などの細かい知識が求められています。一方で、漢方薬に関しては、ボリュームも多くなく、対応しやすい印象でした。
 また、第5章も例年に比べ難易度は高くなっています。全国的な傾向ですが、具体的な成分名が登場する「してはいけないこと」「相談すること」に関する出題が、前年5問⇒8問に増加しており、特に第3章に苦手意識を持つ受験生は対応が難しくなっています。
 なお、第4章については、今回手引きの改訂(R4改訂)が多くありましたが、他エリアとは異なり改訂点は殆ど出題されませんでした
 それでも、過去問中心の学習でも合格点の確保は可能ですので、解説だけでは不十分な部分は参考書等も活用してポイントを整理し、体系的な知識へとつながるようしましょう。また、良問も多く、幅広い知識を求められることから、ある程度過去問をこなした後に、実力試しとしても活用できます
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

令和4年 関西広域連合  2022年8月28日(日)実施

例年同様、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・徳島県での合同実施(関西広域連合)となりました。
合格率は前年より大きく低下し35.1%(前年56.3%、前々年39.7%)でした。

講評(クリック)
第3章の漢方薬に関する問題はレベルが高く、しばり表現をしっかり覚えていないと解けない問題が多くあり、また薬理学に関する知識も多く求められています。(血管を収縮or拡張など)
第4章は、正誤判断に悩む選択肢が多くありますが、選択肢の組合せは甘めで、正答選択には影響しないケースが多かったです。また、第5章については標準~易しめの印象でした。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問61-70 問71-80
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60
第4章 薬事関係法規・制度 問81-90 問91-100
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は関西広域連合ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和3年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2021年9月23日(木・)実施

例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
合格率は東京都43.2%、千葉県41.4%、神奈川県48.8%、埼玉県40.8%と、前年より約10ポイント上昇しています。

ここ数年最も合格率が低い同地域ですが、今回は顕著な易化の傾向がみられました。
特に鬼門の第3章については、近年新たなマイナーな成分が多く出題され、過去問学習だけでは7割正答も厳しい状況でしたが、今回は過去問をベースにした出題が多く取組やすかったでしょう。
また、第1章、2章についても、標準的な内容ばかりで、十分満点も可能なレベルでした。

第5章については、近年出題傾向が変化しており、これまで出題が多かった副作用救済制度や副作用情報の報告に関する問題は減少し、代わりに、成分知識が多く問われる、添付文書の使用上の注意に関する問題が増加傾向です。
また、第4章については唯一難易度が大きく上がり、これまで過去問で問われたことがない細かい知識が問われています。

但し、全般的にみると、例年に比べれば過去問学習により取り組みやすい問題が増え、全体として易化していると言ってよいでしょう。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和3年 関西広域連合  2021年8月29日(日)実施

昨年同様、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・徳島県での合同実施(関西広域連合)となりました。
合格率は前年より大きく上昇し56.3%(前年39.7%)でした。令和元年レベルの合格率となっています。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問61-70 問71-80
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60
第4章 薬事関係法規・制度 問81-90 問91-100
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は関西広域連合ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和3年  愛知県(東海・北陸共通)2021年9月1日(水)実施

例年通り、愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。
合格率は、三重県以外は各県とも昨年より5%~10%程度上昇し、愛知県59.1%、岐阜県53.0%、静岡県57.0%、三重県52.2%、富山県53.3%、石川県51.9%でした。
(追記:三重県は試験が延期となり、別問題・別日程の試験でした)

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

令和2年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2020年12月20日(日)実施

例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
合格率は東京都33.0%、千葉県34.4%、神奈川県38.7%、埼玉県30.1%と、前年(東京26%など)より10ポイント前後上昇していますが、全章通して他エリアに比べサービス問題は少なく、特に第3章では、マイナーな成分が多数出題され、非常に取り組りくみにくくなっています。

しかしながら、特に第1、4章に関しては、過去問対策を行っていれば全問正解も十分可能ですので、第3章で半分以上正解できていれば、他の章で貯金をすることで十分合格圏内に入ることは可能です。
学習方法として、従来どおりに過去問中心の学習を行い、第3章であまり細かい知識に振り回されないことが、効率的(時間をかけずに)に学習するポイントかと思います。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和2年  愛知県(東海・北陸共通)2020年9月2日(水)実施

例年通り、愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。
合格率は、静岡県以外は各県とも昨年より若干上昇し、愛知県56.0%、岐阜県46.2%、静岡県50.4%、三重県53.1%、富山県43.5%、石川県43.1%でした。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

令和2年 関西広域連合  2020年8月30日(日)実施

昨年同様、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・徳島県での合同実施(関西広域連合)となりました。
合格率は前年より大きく低下し39.7%(前年58.8%)でした。
特に第3章が難しくなっており、問38(一般用医薬品の使用期限)や、症状から推奨すべき漢方薬を選ぶ問題など、新傾向の出題もありました。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問61-70 問71-80
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60
第4章 薬事関係法規・制度 問81-90 問91-100
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は関西広域連合ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和2年 福岡県(九州・沖縄地区共通)2020年12月13日(日)実施

合格率は、福岡県43.5%、佐賀県39.7%、長崎県41.6%、熊本県43.2%、大分県46.8%、宮崎県35.3%、鹿児島県36.5%、沖縄県35.9%でした。
前年とほぼ変わらない合格率ですが、過去問対策を行っていれば取り組みやすい問題が多く出題されています。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100
第4章 薬事関係法規・制度 問101-110 問111-120
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問41-50 問51-60

問題・解答は福岡県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和元年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2019年9月8日(日)実施

例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
更に難易度は上昇し、合格率は東京都26.0%、千葉県24.9%、神奈川県28.2%、埼玉県23.4%でした。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和元年  愛知県(東海・北陸共通)2019年9月4日(水)実施

例年通り、愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。

合格率は前年より5%前後上がり、愛知県48.4%、岐阜県42.3%、静岡県53.2%、三重県47.5%、富山県43.7%、石川県37.1%でした。
2020/7/23  PM問23(第4章)の解説・正答に誤りがありましたので訂正いたしました。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

令和元年 福岡県(九州・沖縄地区共通)2019年12月8日(日)実施

合格率は、福岡県44.2%、佐賀県42.1%、長崎県48.2%、熊本県40.9%、大分県46.2%、宮崎県39.3%、鹿児島県35.4%、沖縄県30.9%でした。
昨年より10%弱合格率が低下していますが、昨年易しすぎたのもあり、全国的に見ればそれほど難易度は高くはありませんでした。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100
第4章 薬事関係法規・制度 問101-110 問111-120
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問41-50 問51-60

問題・解答は福岡県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和元年 関西広域連合  2019年8月25日(日)実施

令和元年より、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、和歌山県、徳島県での合同実施(関西広域連合)となりました。
合格率は非常に高く58.8%でした。
H30年の合格率は大阪で48%、その他の府県も30%台でしたので、大きく易化したことになります。
内容としては、頻出知識が問われているというより、極端な日本語などで、知識の有無に関わらず容易に正答できる問題が多かった印象です。
今回広域連合としての初めての試験で傾向が変化した可能性がありますが、今後もこのようなレベルは期待しない方がいいでしょう。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問61-70 問71-80
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60
第4章 薬事関係法規・制度 問81-90 問91-100
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120
問題・解答は関西広域連合ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

平成30年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2018年9月9日(日)実施

例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
前年より合格率は低下し、東京都35.4%、千葉県36.0%、神奈川県39.4%、埼玉県32.0%です。
 
合格率低下の大きな要因としては、第3章の出題傾向の変化や難化の影響が考えられます。しかしながら、他の章は大きな傾向変化はなく、第3章で6割以上正答し、他章で貯金をつくれれば十分合格できるレベルです。
なお、今年度は手引きの改訂(特に4章)がありましたが、当地区では関連する出題は殆どありませんでした。
2020/8/15 問90の解説を一部訂正いたしました。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

平成30年  愛知県(東海・北陸共通)2018年9月5日(水)実施

例年通り、愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。

合格率は前年より低下し、愛知県42.0%、岐阜県37.2%、静岡県47.4%、三重県44.2%、富山県35.5%、石川県34.6%でした。

オーソドックスな問題が多かった前年に比べ、難易度が上昇しています。地区全体でみると10%弱合格率が低下しました。
第3章は、漢方薬・生薬に関する出題は特別多くありませんでしたが、全般的にあまり過去問では問われていなかった内容が新たに登場している印象です。
第4章は、標準以上のレベルが多く、平成30年の手引き改定点も2か所で登場していました。
更に、第5章は、新タイプの問題やマイナー成分の「相談すること」など、難問が複数みられ厄介です。 

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

平成30年 福岡県(九州・沖縄地区共通)2018年12月9日(日)実施

当地区は合格率が乱高下する傾向がありますが、今回は地区全体でも合格率が50%を超え、難化した前年より10~20ポイント程上昇しました。ここ10年間でみても一番合格率が高い結果となっています。(没問も1問あり)

合格率は、福岡県52.7%、佐賀県48.8%、長崎県55.5%、熊本県57.0%、大分県51.1%、宮崎県46.1%、鹿児島県43.9%、沖縄県46.1%でした。

今回は各章で過去問頻出ポイントが多く問われ、また幅広い知識が要求される「正誤組み合わせ」問題が少ないのも特徴です。設問の中から「誤り」を一つだけ選ぶタイプの問題が多く、正答しやすかったようです。また、学習知識がなくても常識だけで判断できる問題も多くありました。各章毎でみても、特別難しい章はありませんでした。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100
第4章 薬事関係法規・制度 問101-110 問111-120
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問41-50 問51-60

問題・解答は福岡県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

平成29年  千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2017年9月10日(日)実施

例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
前年の合格率は30%前半でしたが、今回は易化し合格率は東京都42.7%、千葉県40.5%、神奈川県46.7%、埼玉県38.4%と上昇しました。
 
各章の傾向変化としては、昨年漢方・生薬やマイナー成分が多く登場し非常に難しかった第3章が大きく易化しました。また、4章も昨年と似たような問題が多く点数は取り易かったと思われます。一方、第2,5章はそれ程易しい印象はありませんでした。

全体的な問題レベルを考慮すると、50%程度の合格率でもおかしくない内容ですが、それ程合格率は高くありません。原因としては、引き続き当地区における受験者数が増加(11847名→12597名)しており、業界未経験者の割合が増加している、過去問を活用した効率的な学習方法が浸透していない等が考えられます。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

平成29年  愛知県(東海・北陸共通)2017年9月6日(水)実施

例年通り、愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施でした。

各県の合格率は昨年の大きく変わらず、愛知県(50.3%)、岐阜県(47.7%)、静岡県(56.4%)、三重県(51.4%)、富山県(49.1%)、石川県(44.0%)でした。

第5章がやや難しい印象ですが、第3章は取組みやすく、全体的な合格率は50%程度と全国的に見ても標準的なレベルでした。平成29年度の過去問ローリング学習をする際、初めに取り組むのに適しています。
 
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

平成29年  福岡県(九州・沖縄共通)2017年12月17日(日)実施

 近年は易化傾向が数年続いていましたが、今回は大幅に合格率が低下しています。

昨年度は50%前後の合格率でしたが、平成29年度は、福岡県(33.5%)佐賀県(29.7%)長崎県(33.0%)熊本県(34.0%)大分(34.8%)宮崎県(34.1%)鹿児島県(32.1%)沖縄県(26.7%)と、大きく低下しています。
 決して意地悪な問題は多くありませんが、過去問対策だけでは解きにくい問題が散見され、さらに超サービス問題も少ないことから、このような低い合格率になったかもしれません。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100
第4章 薬事関係法規・制度 問101-110 問111-120
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問41-50 問51-60
 
問題・解答は、福岡県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

平成29年  新潟県(北関東・甲信越共通)2017年9月7日(水)実施

茨城、栃木、群馬、新潟、山梨、長野(北関東・甲信越) 同日実施。
当地区は難化傾向が3年連続で続いています。
合格率は、昨年と同程度もしくは数%低下しており、新潟県(33.3%)、茨城県(33.7%)、栃木県(30.5%)、群馬県(32.4%)、山梨県(32.6%)、長野県(30.1%)でした。

昨年同様に、かなりマイナーな成分や、細かいポイントが問われており、過去問対策だけでは満点レベルを取るのは難しいでしょう。但し、頻出ポイントを押さえておけば十分合格点は可能です。

第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問21-30 問31-40
第2章 人体の働きと医薬品 問41-50 問51-60
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100
第4章 薬事関係法規・制度 問1-10 問11-20
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120
  
問題・解答は、新潟県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年令和元年分は、別ページからも閲覧できます。

 

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