平成30年度の過去問解説(東日本~中部、九州地区)です。最新年度の過去問解説はこちら。
平成30年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2018年9月9日(日)実施
講評・合格率(クリック)
例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。 前年より合格率は低下し、東京都35.4%、千葉県36.0%、神奈川県39.4%、埼玉県32.0%です。 合格率低下の大きな要因としては、第3章の出題傾向の変化や難化の影響が考えられます。しかしながら、他の章は大きな傾向変化はなく、第3章で6割以上正答し、他章で貯金をつくれれば十分合格できるレベルです。 なお、今年度は手引きの改訂(特に4章)がありましたが、当地区では関連する出題は殆どありませんでした。
第1章
問1-10 問11-20
第2章
問21-30 問31-40
第3章
問61-70 問71-80 問81-90 問91-100
第4章
問41-50 問51-60
第5章
問101-110 問111-120
問題・解答は
千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。
平成30年 愛知県(東海・北陸共通)2018年9月5日(水)実施
講評・合格率(クリック)
例年通り、愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。
合格率は前年より低下し、愛知県42.0%、岐阜県37.2%、静岡県47.4%、三重県44.2%、富山県35.5%、石川県34.6%でした。
オーソドックスな問題が多かった前年に比べ、難易度が上昇しています。地区全体でみると10%弱合格率が低下しました。
第3章は、漢方薬・生薬に関する出題は特別多くありませんでしたが、全般的にあまり過去問では問われていなかった内容が新たに登場している印象です。
第4章は、標準以上のレベルが多く、平成30年の手引き改定点も2か所で登場していました。
更に、第5章は、新タイプの問題やマイナー成分の「相談すること」など、難問が複数みられ厄介です。
第1章
問1-10 問11-20
第2章
PM問1-10 PM問11-20
第3章
問21-30 問31-40 問41-50 問51-60
第4章
PM問21-30 PM問31-40
第5章
PM問41-50 PM問51-60
問題・解答は
愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。
平成30年 福岡県(九州・沖縄地区共通)2018年12月9日(日)実施
講評・合格率(クリック)
当地区は合格率が乱高下する傾向がありますが、今回は地区全体でも合格率が50%を超え、難化した前年より10~20ポイント程上昇しました。ここ10年間でみても一番合格率が高い結果となっています。(没問も1問あり)
合格率は、福岡県52.7%、佐賀県48.8%、長崎県55.5%、熊本県57.0%、大分県51.1%、宮崎県46.1%、鹿児島県43.9%、沖縄県46.1%でした。
今回は各章で過去問頻出ポイントが多く問われ、また幅広い知識が要求される「正誤組み合わせ」問題が少ないのも特徴です。設問の中から「誤り」を一つだけ選ぶタイプの問題が多く、正答しやすかったようです。また、学習知識がなくても常識だけで判断できる問題も多くありました。各章毎でみても、特別難しい章はありませんでした。
第1章
問1-10 問11-20
第2章
問21-30 問31-40
第3章
問61-70 問71-80 問81-90 問91-100
第4章
問101-110 問111-120
第5章
問41-50 問51-60
問題・解答は
福岡県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。
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