ベンザルコニウム塩化物(殺菌消毒成分)

代表的な殺菌消毒成分。消毒薬のほか、点眼薬の防腐剤としても知られる。

ベンザルコニウム塩化物はイオン界面活性型(逆性石鹸)の殺菌消毒成分です。

出題の手引きに記載にある通り、陽イオン界面活性型(陽性界面活性成分)の特徴として、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌などの細菌類やカンジダ等の真菌類に対する殺菌消毒作用を示しますが、結核菌やウイルスには効果がないとされています。

なお、同タイプの殺菌消毒成分としては、ベンゼトニウム塩化物(マキロンの主成分)があります。


登録販売者試験では、消毒薬のほか、痔疾患用外用薬、点鼻薬、点眼薬の防腐剤に用いられる成分として登場します。
↓【添加物】の成分に記載があります。


また、医療関係者向けのプッシュ式消毒薬として有名な「オスバン」や「ウェルパス」等にも使用されている成分です。

(2019.5追記)
2016年神奈川県のある病院で、複数の入院患者の点滴バックの中へ意図的に消毒薬が混入され、連続殺人事件として話題になりましたが、この時に混入された消毒薬は、院内で通常業務で使われていた「ベンザルコニウム塩化物」とされています。医療現場でよく使用されている例として追記いたしました。(但し、特別危険な消毒薬という訳ではありません)

 

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