イエローレター,小柴胡湯による間質性肺炎,様々な伝達方法が良く問われる。
「緊急安全性情報」とは、医薬品や医療機器等の使用に関して、新たに重大な副作用などが判明し、放っておくと健康被害の発生・拡大する恐れがあり、緊急に安全対策上の措置をとる必要がある場合に発出される通知です。また、その通知の紙の色から別名イエローレターとも呼ばれています。
但し、この緊急安全性速報は、2002年には5件、2003年には2件作成されていますが、ここ20年ぐらいはほとんど作成されておらず、2007年3月に、あるインフルエンザ治療薬の服用後の異常行動(高いところから飛び降りる等)について、緊急安全性情報が発出されて以降、新たな緊急安全性情報は作成されていません(2026.6現在)。
なお、緊急安全性情報ほどではないにしても、それに準じた早急な注意喚起が必要とされる「安全性速報(別名:ブルーレター)」については、緊急安全性情報よりは作成頻度は高いですが、それでも近年は数年に一度程度のペースで、2026年5月にある血管炎治療薬の肝機能障害についての安全性速報が、約5年ぶりの発出でした。
第5章では頻出ですが、問題作成の手引き(令和8年4月)の記載内容は以下のとおり
【緊急安全性情報】
「医薬品、医療機器又は再生医療等製品について緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に、厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。」
⇒医療機器や再生医療等製品も対象である点はよく問われます。
「製造販売業者及び行政当局による報道発表、(独)医薬品医療機器総合機構(以下「総合機構」という。)による医薬品医療機器情報配信サービスによる配信(PMDAメディナビ)、製造販売業者から医療機関や薬局等への直接配布、ダイレクトメール、ファックス、電子メール等による情報提供(1か月以内)等により情報伝達されるものである。A4サイズの黄色地の印刷物で、イエローレターとも呼ばれる。」
「医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多いが、小柴胡湯とによる間質性肺炎に関する緊急安全性情報(平成8年3月)のように、一般用医薬品にも関係する緊急安全性情報が発出されたこともある。」
⇒超頻出の内容です。
(追記)
ある、医療用医薬品の緊急安全性情報(イエローレター)の画像が入手できましたのでアップします。

