イエローレター(緊急安全性情報)との違いを理解しておく

安全性速報は、緊急安全性情報ほどではないものの、同様に迅速な医療現場での注意喚起が必要と判断された場合に作成・情報伝達される安全性情報です。

「安全性速報」について、問題作成の手引き(令和7年4月)の記載内容は以下のとおり

【安全性速報】

医薬品医療機器又は再生医療等製品について一般的な使用上の注意の改訂情報よりも迅速な注意喚起や適正使用のための対応の注意喚起が必要な状況にある場合に、厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。

総合機構による医薬品医療機器情報配信サービスによる配信(PMDAメディナビ)、製造販売業者から医療機関や薬局等への直接の配布、ダイレクトメール、ファクシミリ、電子メール等による情報提供(1ヶ月以内)等により情報伝達されるものである。A4サイズの青色地の印刷物で、ブルーレターとも呼ばれる。

緊急安全性情報に比べると出題頻度は低めですが、ブルーレター、イエローレターのひっかけ問題は、良く出題されていますので、しっかり違いを把握しておきましょう。

(追記)
下の画像は、ある医療用医薬品に関するブルーレター(安全性速報です)

安全性速報

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