2016-12-19 / 最終更新日 : 2022-05-27 kamadaakihiro 生薬 マオウ(麻黄)に関する出題ポイント(登録販売者試験) アドレナリン作動性成分と同様の作用を示す 麻黄(マオウ)は、マオウ科のマオウ、チュウマオなどの地上茎を基原とする生薬です。 主に感冒や咳の症状緩和に用いられる漢方薬に含まれている生薬であり、特徴として、発汗作用に優れ、咳 […]
2016-12-16 / 最終更新日 : 2022-05-27 kamadaakihiro 生薬 甘草(カンゾウ)に関する出題ポイント(登録販売者試験) 甘草(カンゾウ)は、マメ科のウラルカンゾウ又はグリキルリザ・グラブラの根及びストロンを基原とする生薬です。 その名のとおり、生薬を嗅ぐと甘い匂いが漂い、実際かじってみると甘い味がします。この甘さ由来の成分はグリチルリチン […]
2016-12-09 / 最終更新日 : 2023-02-01 kamadaakihiro 漢方薬 清上防風湯(にきび) にきび向けの漢方薬として知られる 明代の医学書「万病回春」に記載された処方ですが、「面に瘡を生ずるは、上焦の火なり」「上焦の火を清し、頭面に瘡癤を生じる風熱の毒を治す」と書かれており、名称の由来や「にきび」向けの処方であ […]
2016-12-08 / 最終更新日 : 2024-07-31 kamadaakihiro ビタミン類・アミノ酸 ヘスペリジン(ビタミンP、陳皮にも含まれる) ヘスペリジンは柑橘類に含まれるポリフェノールの1種で、ビタミン様物質としてビタミンPと呼ばれる事があります。 漢方薬に良く使用される生薬の一つに、みかんの皮を乾燥させた「陳皮(チンピ)」がありますが、この陳皮にはヘスピリ […]
2016-12-07 / 最終更新日 : 2022-05-29 kamadaakihiro 鼻炎用内服薬 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)・・・慢性鼻炎・蓄膿症・にきび 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は、出題の手引きでは蓄膿症や慢性鼻炎などの「鼻の症状向け」の漢方薬として記載されていますが、「皮膚疾患向け」としても良く知られています。 構成生薬は多く以下の17種類です。 荊芥(ケイ […]
2016-12-06 / 最終更新日 : 2021-08-01 kamadaakihiro 生薬 何首烏(カシュウ)・・育毛剤、養毛剤に カシュウ(何首烏)は、ツルドクダミの塊根由来の生薬であり、育毛生薬成分として知られています。 中国では明代から、若白髪の人向けに髪を黒くツヤツヤさせる生薬として知られており、中国では何首烏を主薬とする「七宝美髯丹(しっぽ […]
2016-12-03 / 最終更新日 : 2019-04-30 kamadaakihiro 殺虫剤 プロポクスル(カーバメイド系殺虫成分)・・・害虫侵入対策 プロポクスルは代表的なカーバメイト系殺虫成分です。 身近な例としては、主にムカデ・アリの侵入対策に、家の周りに撒く殺虫粉薬があります。この場合、ピレスロイド系のシフルトリンと一緒に組わせて使用されていることが多いです。 […]
2016-12-03 / 最終更新日 : 2019-04-30 kamadaakihiro 外用消炎鎮痛薬 ノニル酸ワニリルアミド(温感刺激成分)・・温シップに ノニル酸ワニリルアミドは、トウガラシエキス(カプサイシン)に次ぐ代表的な温感刺激成分の一つです。 いわゆる「温シップ」と呼ばれるタイプの湿布に配合され、貼ると若干ピリピリし温められる感覚が生まれます。 例えばフェルビナク […]