炭酸水素ナトリウム坐剤(便秘薬として)

直腸内で炭酸ガスを発生し排便を促す

炭酸水素ナトリウムは、坐剤の成分として用いることで、便秘薬として使用されています。

挿入した坐剤が、直腸内で融解して二酸化炭素ガス(炭酸ガス)を徐々に発生し、この二酸化炭素ガスにより直腸粘膜を刺激し、排便を促します。また、直腸粘膜への拡張刺激が、大腸の蠕動運動も誘発するといわれています。
つまり、炭酸ガスによる刺激により蠕動運動を亢進させ、自然に近い排便を促す為、基本的には安全性の高い薬です。
気になるその効果発現時間は、個人差がありますが、挿入後15~30分です。
新レシカルボン坐剤

医療用では「新レシカルボン坐剤」が良く知られていまが、
OTCでも同ブランド名で「新レシカルボン坐剤S」として販売されています。

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