グルクロノラクトン(滋養強壮成分)・・・グロンサンの主成分
肝血流を増大させる働き
グルクロノラクトンは肝血流を高める働きがあるとされる糖類です。一般向けでは滋養強壮成分に分類され、疲労回復目的に用いられています。主に栄養ドリンクの成分として使用されており、例えば「グロンサン」では主成分として配合されています。
この「グロンサン」については、高田純次の登場する「5時から男のグロンサン~♪♪」のCMを憶えている方も多いでしょう。特にバブル好景気の頃、良く流れていました。
現在「グロンサン」ブランドの販売元は、中外製薬からライオンに受け継がれています。「5時から男の~」のフレーズは用いられていませんが、メロディはそのままです。
他に「新グロモント」ブランドにも、グルクロノラクトンが含まれています。
登録販売者試験では、主に滋養強壮成分として登場しますが、同様に栄養ドリンクに良く配合され、アミノ酸成分のアミノエチルスルホン酸(タウリン)、アスパラギン酸ナトリウムに比べると、それ程出題されていません。
出題の手引き(平成27年4月)の記載内容は以下の通り
「グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。」
(参考資料)
・グロンサン注(中外製薬)インタビューフォーム
・ライオン社「グロンサン」ホームページ
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