イブプロフェンピコノール(にきび治療薬成分)
イブプロフェンピコノールは抗炎症成分であり、ニキビの治療薬として用いられます。
非ステロイド抗炎症成分として有名なイブプロフェンの誘導体(ピコノールとのエステル)であり、特に抗炎症作用が強いことから、ニキビ治療に用いられました。
医療用では「ベシカム軟膏」として知られており、貴重な非ステロイド性外用薬の一つとして、ニキビの他、帯状疱疹、湿疹等にも用いられています。
一般用では、ニキビ治療のみに使用されているようです。
代表製品としては「フレッシングアクネクリーム」があり、この成分の開発元でもある久光製薬から販売されています。
なお、ニキビの医学的な正式名は、「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」と言いますので覚えておきましょう。
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