モクキンピ(木槿皮)・・・漢方の水虫薬

漢方の水虫薬として知られる。

モクキンピ(木槿皮)は、アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬であり、エキス剤が水虫・たむしの治療薬として用いられています。「漢方の水虫薬」と呼ばれる事もあります。

具体的な製品としては、八つ目製薬から販売されている「ハイ・シャロン」(複方木槿皮酊)があります。なお、複方木槿皮酊は「ドキンピチンキ」と読みます。

漢方を熱心に取り扱っている薬局では取り扱っている所もありますが、一般的なドラックストアで見かけることはあまりありません。なお、販売経験のある方に聞くと、好評を頂くケースもあるそうです。

但し、相談販売でいきなり販売するには、ちょっとハードルが高い製品でしょう。

登録販売者試験では殆ど出題されませんが、他の抗真菌薬に比べ、知識が定着しやすいので憶えておきましょう。

「生薬成分として、モクキンピ(アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬)のエキスも皮膚糸状菌の増殖を抑える作用を期待して用いられる。」

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