2017-05-23 / 最終更新日 : 2021-06-12 kamadaakihiro 生薬 ダイオウ(大黄)・・大腸刺激性瀉下成分 ダイオウ(大黄)は、タデ科のダイオウ属植物、または種間雑種の根茎を基原とする生薬です。 大腸刺激性瀉下成分であり、主に便秘向けの漢方薬に用いられます。 その瀉下作用は、ダイオウ(大黄)中に含まれているセンノシドによるもの […]
2017-05-18 / 最終更新日 : 2022-05-29 kamadaakihiro 生薬 コウカ(紅花)・・血行の改善 コウカ(紅花)はキク科のベニバナの管状花であり、中医学では活血化瘀薬に分類されます。 ベニバナと言えば、種子から得られた食用油(紅花油・サフラワー油)が知られていますが、生薬としては花の部分を使用します。 また、活血化瘀 […]
2016-12-19 / 最終更新日 : 2022-05-27 kamadaakihiro 生薬 マオウ(麻黄)に関する出題ポイント(登録販売者試験) アドレナリン作動性成分と同様の作用を示す 麻黄(マオウ)は、マオウ科のマオウ、チュウマオなどの地上茎を基原とする生薬です。 主に感冒や咳の症状緩和に用いられる漢方薬に含まれている生薬であり、特徴として、発汗作用に優れ、咳 […]
2016-12-16 / 最終更新日 : 2022-05-27 kamadaakihiro 生薬 甘草(カンゾウ)に関する出題ポイント(登録販売者試験) 甘草(カンゾウ)は、マメ科のウラルカンゾウ又はグリキルリザ・グラブラの根及びストロンを基原とする生薬です。 その名のとおり、生薬を嗅ぐと甘い匂いが漂い、実際かじってみると甘い味がします。この甘さ由来の成分はグリチルリチン […]
2016-12-06 / 最終更新日 : 2021-08-01 kamadaakihiro 生薬 何首烏(カシュウ)・・育毛剤、養毛剤に カシュウ(何首烏)は、ツルドクダミの塊根由来の生薬であり、育毛生薬成分として知られています。 中国では明代から、若白髪の人向けに髪を黒くツヤツヤさせる生薬として知られており、中国では何首烏を主薬とする「七宝美髯丹(しっぽ […]
2016-11-29 / 最終更新日 : 2019-04-29 kamadaakihiro 生薬 ウワウルシ(残尿感・排尿不快感) ウワウルシは、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬であり、利尿作用や尿路の殺菌消毒作用が期待される生薬です。いわゆる「膀胱炎」の生薬として、17世紀頃よりヨーロッパで知られるようになりました。 他に、メラニン色素を […]
2016-06-01 / 最終更新日 : 2023-07-26 kamadaakihiro 生薬 チョウジ油(丁字油)・・・歯痛薬・歯槽膿漏薬などに チョウジ油(丁字油)は、フトモモ科のチョウジの蕾又は葉を水蒸気蒸留して得た精油成分です。 香料としてなど、様々な用途があるようですが、薬用成分としては主に歯科用に使用され、歯の痛みを軽減すると言われています。 (なお、生 […]
2016-03-21 / 最終更新日 : 2020-07-15 kamadaakihiro 滋養強壮保健薬 ヨクイニン(肌荒れやイボに)・・・ドリンク剤や便秘薬にも配合されている。 ヨクイニンは、ハトムギの種の皮を除いた種子で、医薬品としては、主に肌荒れやいぼの改善に用いられている生薬です。 生薬の中でも、その効果は割と支持されているようで、病医院でも皮膚科や小児科(水いぼなど)でも使用されるケース […]