のどの痛み・はれ、扁桃炎に

桔梗湯は、喉の痛みを和らげる漢方薬です。
かぜ症状の緩和に用いられる代表的な漢方薬の一つで、医薬品販売に携わる上では、是非押さえておきたい漢方薬です。
医療用でも広く処方されており、例えば溶連菌感染症による強い喉の痛みなどに用いられています。

構成生薬はとてもシンプルで、桔梗(キキョウ)と甘草(カンゾウ)のみです。

服用に関するアドバイスとして、単に白湯や水でそのまま飲むよりも、お湯に溶いてガラガラうがいしながら飲み込む方が、患部にも直接働いて効果的と言われています。なお、漢方薬は「苦い」イメージがあるかもしれませんが、この薬はお湯に溶くと甘い味がします。

なお、市販品では内服液タイプやトローチタイプの製品もあります。




出題の手引きの記述は以下の通り
「桔梗湯は、体力に関わらず広く応用できる。喉が腫れて痛み、ときに咳がでるものの扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。」

また、駆風解毒散及び駆風解毒湯との共通記述として

「5~6回服用しても症状の改善がみられない場合には、扁桃炎や扁桃周囲炎から細菌等の二次感染を生じている可能性もあるので(特に、高熱を伴う場合)、漫然と使用を継続せずにいったん使用を中止して、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。」


特に高熱を伴う咽頭痛で相談を受けた場合は、安易に販売するだけでなく医療機関の受診喚起も行います。(最低限、溶連菌感染に関する知識や標準的な治療法は是非押さえておきましょう)