食物繊維のように働く便秘薬。作用も穏やかで習慣性もない。


カルメロースナトリウムは、膨潤性瀉下成分に分類される便秘薬です。

水とともに服用すると腸内で粘性の液となり、硬くなった便に浸透し、容積を増大させて、物理的に軟便化します。そして、無理のない排便を促すとされています。また、ほとんど消化吸収されません。
合成品ですが、その作用から食物繊維的な働きをすると思ってよいでしょう。

効果は、12~24 時間以内で、最大効果は2~3 日連続投与した後にあらわれると言われています。

登録販売者試験の手引きに、膨潤性瀉下成分として登場しますが、2015.4現在、含有する一般用医薬品の存在は不明です。医療用では「バルコーゼ顆粒」が単剤の便秘薬として1950年代から発売されていますが、現在便秘薬として使用される機会は非常に少ないでしょう。

むしろ医薬品ではなく、医薬品添加物として懸濁化剤や、コーティング剤の製剤材料として使用されているようです。