試験の手引きでは、婦人用薬の分野で登場しますが、一般には皮膚疾患向けの漢方薬としての方が知られています。

8種類の生薬で構成されますが、清熱作用のある黄連解毒湯(黄連・黄ごん・黄柏・山梔子)と、補血作用があり婦人用薬として知られる四物湯(当帰・川きゅう・芍薬・地黄)の合剤になります。

手引の記載内容は以下のとおり

「体力中等度で皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。」

あまり一般用医薬品としての製品も多くありませんし、出題頻度もそれ程高くありません。
なお、構成生薬の一部である黄連解毒湯はとても苦みあることで知られ、当然温清飲も結構苦みがあります。