令和3年度の過去問解説(南関東、東海北陸、関西)です。最新年度の過去問解説はこちら。

令和4年 千葉県(東京都・神奈川・埼玉)2022年9月11日(日)実施

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例年通りに東京都と南関東(千葉・神奈川・埼玉)で同一問題・同日実施でした。
合格率は東京都41.5%、千葉県39.8%、神奈川県44.6%、埼玉県40.1%と、前年とほぼ同等~数ポイント上昇しています。
平成30年~令和2年の3年間は、合格率が30%前後で全国的にも非常に難しい地域でしたが、令和3年、4年ともに合格率は、全国平均レベルに近づいています。要因としては、合否の分かれ目となる第3章において、引き続きマイナーな成分・知識からの出題が少なく、過去問対策で対応しやすい問題が多いことが挙げられます。

全章と通しても、過去問対策を行っていれば、対応できる問題が多くありますが、それでも「腸間膜静脈硬化症」や「企業からの副作用・感染症報告」といった、近年目立ち始めた問題や、第5章の「使用上の注意」の成分知識に関する問題も多く、幅広い学習も求められます。 

また、令和4年の手引きの改訂点はいくつか出題され、第1章では「PL法」「用量と作用強度の関係」「新生児の年齢区分」、第4章では「専門医療機関連携薬局」「お薬手帳の勧奨」「課徴金制度」などが出題されています。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問21-30 問31-40
第3章 主な医薬品とその作用 問61-70 問71-80 問81-90 問91-100             
第4章 薬事関係法規・制度 問41-50 問51-60
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は千葉県ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

令和4年  愛知県(東海・北陸共通)2022年9月7日(水)実施

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愛知、岐阜、静岡、三重、富山、石川(東海・北陸)同日実施。
例年、標準~易しめの問題が多く、合格率の振れ幅も比較的小さいエリアですが、今回は例年に比べ大きく難化しました。
特に前年は易しかったこともあり、合格率は12~13ポイントも低下して、愛知県43.5%、岐阜県40.5%、静岡県46.1%、三重県44.8%、富山県40.8%、石川県40.5%でした。(但し、三重県のみ令和3年度は別試験だったため、前年比7.4ポイントの低下) 要因としては、過去問対策だけでは対応しきれない成分や知識を問う問題が増加した影響が考えられます。また、サービス問題と言われるような易しい問題が少なく、全章を通じ、それなりの学習量が求められています。
 各章の特徴としては、第3章は難易度が上がり、特に生薬に関する知識が数多く問われており、基原や薬効などの細かい知識が求められています。一方で、漢方薬に関しては、ボリュームも多くなく、対応しやすい印象でした。
 また、第5章も例年に比べ難易度は高くなっています。全国的な傾向ですが、具体的な成分名が登場する「してはいけないこと」「相談すること」に関する出題が、前年5問⇒8問に増加しており、特に第3章に苦手意識を持つ受験生は対応が難しくなっています。
 なお、第4章については、今回手引きの改訂(R4改訂)が多くありましたが、他エリアとは異なり改訂点は殆ど出題されませんでした
 それでも、過去問中心の学習でも合格点の確保は可能ですので、解説だけでは不十分な部分は参考書等も活用してポイントを整理し、体系的な知識へとつながるようしましょう。また、良問も多く、幅広い知識を求められることから、ある程度過去問をこなした後に、実力試しとしても活用できます
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 PM問1-10 PM問11-20
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60            
第4章 薬事関係法規・制度 PM問21-30 PM問31-40
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 PM問41-50   PM問51-60

問題・解答は愛知県ホームページよりダウンロード・印刷できます。

令和4年 関西広域連合  2022年8月28日(日)実施

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例年同様、大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・徳島県での合同実施(関西広域連合)となりました。
合格率は前年より大きく低下し35.1%(前年56.3%、前々年39.7%)でした。
第3章の漢方薬に関する問題はレベルが高く、しばり表現をしっかり覚えていないと解けない問題が多くあり、また薬理学に関する知識も多く求められています。(血管を収縮or拡張など)
第4章は、正誤判断に悩む選択肢が多くありますが、選択肢の組合せは甘めで、正答選択には影響しないケースが多かったです。また、第5章については標準~易しめの印象でした。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1-10 問11-20
第2章 人体の働きと医薬品 問61-70 問71-80
第3章 主な医薬品とその作用 問21-30 問31-40 問41-50 問51-60
第4章 薬事関係法規・制度 問81-90 問91-100
第5章 医薬品の適正使用・安全対策 問101-110 問111-120

問題・解答は関西広域連合ホームページからPDFをダウンロード・印刷できます。

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