簡単な内容ばかり。容易に10問正答できる。

問1 医薬品の本質に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品の人体に及ぼす作用は全て解明されている。

b 医薬品は期待される有益な効果(薬効)のみをもたらすとは限らず、好ましくない反応(副作用)を生じる場合もある。

c 医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。

d 一般用医薬品は、医療用医薬品と比較して、保健衛生上のリスクは相対的に高いと考えられている。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)

医薬品の本質に関する問題。
サービス問題。常識的に考えればOK

a 誤り。そんな訳はない。
b 正しい。
c 正しい。
d 誤り。一般用医薬品の方が、医療用医薬品と比較し、保健衛生上のリスクは相対的に低いと考えられる。

正答・・・3

問2 医薬品のリスク評価に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはど れか。

a 単回投与であっても、治療量を超えた量を投与した場合、毒性が発現するおそれがある。

b 胎児毒性が生じるのは、多量投与の場合のみである。

c 医薬品の効果とリスクは、薬物暴露時間と暴露量との積で表現される用量-反応関係に基づいて評価される。

d 少量の投与であれば、長期投与されても慢性的な毒性は発現しない。

    a b c d
1 正 正 誤 誤
2 正 誤 正 誤
3 正 誤 誤 正
4 誤 誤 誤 正
5 誤 正 正 正

医薬品のリスク評価に関する問題。
これも常識的に読み取ればOK。

a 正しい。
b 誤り。
c 正しい。
d 誤り。

正答・・・2

問3 医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 副作用は、薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)に大別される。

b 副作用は、容易に異変を自覚できるものばかりである。

c 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、その疾病に対して薬効をもたらす一方、別の疾病に対して症状を悪化させたり、治療が妨げられたりすることもある。

d 副作用は、日常生活に支障を来す程度の健康被害を生じるものであり、眠気や口渇等の比較的よく見られるものは、副作用に含まれない。

    a b c d
1 誤 誤 正 正
2 誤 正 誤 誤
3 正 誤 誤 誤
4 正 誤 正 誤
5 正 正 誤 正


医薬品の副作用に関する問題。

a 正しい。大きくわけて、この二つに大別される。
b 誤り。常識的におかしいと感じるはず。
c 正しい。例えば、胃弱体質の人が、痛み止めを飲んで頭痛が楽になったが、胃が悪くなるなど。
d 誤り。常識的におかしいと感じるはず。

正答・・・4

問4 アレルギー(過敏反応)に関する以下の記述の正誤について、正しいものの組み合わせはどれか。

a 免疫は、細菌やウイルスなどが人体に取り込まれたとき、人体を防御するために生じる反応である。

b アレルギーを引き起こす原因物質をアナフィラキシーという。

c 普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気等に対する抵抗力 が低下している状態などの場合には、医薬品によりアレルギーを生じることがある。

d 医薬品では、その有効成分だけでなく、添加物もアレルギーを引き起こす原因物質となり得る。

  a b c d
1 正 誤 誤 誤
2 誤 誤 正 正
3 正 誤 正 正
4 正 正 誤 正
5 誤 正 正 誤


アレルギーに関する問題。

a 正しい。
b 誤り。アレルギーを引き起こす原因物質は、アレルゲンと呼ぶ。抗原でもOKでしょう。
c 正しい。良く出題される内容。実務でも重要な知識です。
d 正しい。この添加物に関するアレルギーも良く出題される。アレルゲンとなり得る添加物としては、黄色4号(タートラジン)、カゼイン、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等)等があると記載されている。

正答・・・3

問5 一般用医薬品の販売等に従事する専門家の対応に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品では重大な副作用が生じることがないため、専門家は、購入者に対し医療機関を受診するよう勧奨する必要はない。

b 一般の生活者においては、添付文書や製品表示に記載された内容を見ただけでは、効能効果や副作用等について誤解を生じることもあるため、専門家が専門用語を分かりやすい表現で伝えるなどの適切な情報提供を行う必要がある。

c 医薬品は、市販後は有効性、安全性等の情報が変更されるものではないため、 専門家は、常に新しい情報の把握に努める必要はない。

d 製造販売業者による製品回収等の措置がなされることもあるので、専門家は、 製造販売業者等からの情報に日頃から留意しておくことが重要である。

    a b c d
1 誤 誤 誤 正
2 誤 正 誤 正
3 正 誤 誤 誤
4 正 正 正 誤
5 正 誤 正 正

一般用医薬品の販売等に従事する専門家の対応に関する問題。
常識的に判断すれば良い。サービス問題でしょう。

a 誤り。明らかにおかしい。
b 正しい。
c 誤り。明らかにおかしい。
d 正しい。

正答・・・2

問6 医薬品の不適正な使用と有害事象に関する以下の記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

a 一般用医薬品は、一般の生活者が自らの判断で使用するものであることから、そ の適正な使用を図っていく上で、販売等に従事する専門家の関与は必要ない。

b 一般用医薬品には、習慣性・依存性がある成分を含んでいるものはない。

c 選択された医薬品が適切ではなく、症状が改善しないまま使用し続けている場合、 適切な治療の機会を失うことにもつながりやすい。

d 医薬品は、その目的とする効果に対して副作用が生じる危険性が最小限となるよう、使用する量や使い方が定められている。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)

医薬品の不適正な使用と有害事象に関する問題。
誤りの選択肢判断が簡単。サービス問題。

a 誤り。
b 誤り。
c 正しい。
d 正しい。

正答・・・4

問7 医薬品と他の医薬品や食品との飲み合わせに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬では、成分や作用が重複することが少なく、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避ける必要はない。

b いわゆる健康食品を含む特定の食品と一緒に医薬品を摂取した場合に、医薬品の作用が増強したり、減弱したりすることを相互作用という。

c 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、 医薬品同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。

d 外用薬や注射薬であれば、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性はない。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)

医薬品と他の医薬品や食品との飲み合わせに関する問題。
とにかく断定的な日本語が多く、誤りと判断しやすいでしょう。

a 誤り。
b 正しい。
c 正しい。
d 誤り。

正答・・・3

問8 小児等が医薬品を使用する場合に留意すべきことに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 一般的に、5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。

b 医薬品の使用上の注意等において、小児という場合は、おおよその目安として 15歳未満の年齢区分が用いられている。

c 小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。

d 乳児向けの用法用量が設定されている一般用医薬品であっても、乳児は医薬品の影響を受けやすいため、一般用医薬品による対処よりも、基本的には医師の診療を受けることが優先される。

    a b c d
1 正 誤 誤 正
2 誤 誤 正 正
3 正 正 正 誤
4 正 正 誤 正
5 誤 正 正 誤

小児等が医薬品を使用する場合に留意すべきことに関する問題。

a 正しい。
b 正しい。医薬品の使用上の注意等において 乳児:1歳未満、幼児:7歳未満、小児:15歳未満
c 誤り。小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高いとされる。
d 正しい。

正答・・・4

問9 高齢者における一般用医薬品の使用に関する以下の記述について、正しいものの 組み合わせはどれか。

a 医薬品の副作用で口渇を生じることがあり、誤嚥(食べ物等が誤って気管に入り 込むこと)を誘発しやすくなるので注意が必要である。

b 高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によ って基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなる場合がある。

c 医薬品の使用上の注意等において「高齢者」という場合には、おおよその目安として60歳以上を指す。

d 一般に高齢者は生理機能が衰えつつあるが、副作用を生じるリスクは若年時と同等である。

1(a、b) 2(a、d) 3(b、c) 4(c、d)

c 誤り。医薬品の使用上の注意等において「高齢者」という場合には、おおよその目安として65歳以上である。

正答・・・1

問 10 妊婦及び授乳婦の医薬品の使用に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 胎盤には、胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組み(血液-胎盤関門)があるが、母体が医薬品を使用した場合に、医薬品成分の胎児への移行がどの程度防御されるかは、未解明のことも多い。

2 便秘薬の中には、配合成分やその用量によって流産や早産を誘発するおそれのあるものがある。

3 一般用医薬品は、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、妊婦の使用については「相談すること」としているものが多い。

4 授乳婦が使用した医薬品の成分が乳汁中に移行することはない。

妊婦及び授乳婦の医薬品の使用に関する問題。
サービス問題。

1 正しい。
2 正しい。
3 正しい。
4 誤り。明らかにおかしいとわかるでしょう。

正答・・・4